【おパリ2日目】ルーヴル出陣!
おパリ2日目も朝から活動です。美術館の王様 Musee du Louvreへ。
ルーヴル美術館は、休館日がありますのでご注意を。
ルーブル美術館も世界中から観光客が押し寄せますので、この日も開館時間までに到着を目指します。
途中でメトロを乗り換えたのですが、最初は薄暗くて奇妙な雰囲気で怪しい人もたまにいるパリのメトロをビビっていたのですが、この雰囲気にも慣れてきて、駅構内の表示を見ながらすいすい乗り換えができていました。
メトロは『palais royal musee de louvre』にて降車。
通勤ラッシュ時と重なったのでメトロはやや満員でした。スリに合わないように、カバンをしっかり持って集中します。
しかーーし!すでに行列ができておりました。。
今回も「ミュージアムパス」を使って入場します。この時こそ、ミュージアムパス持っててよかった~」と心から感じました。
15分くらいかな?並んで入場。例のごとく、セキュリティーチェック。
<ルーブル宮、圧巻の広さ>
≪わたしはどこ?≫
ルーブル美術館はほんとに広い。広すぎてマップをもらっても、自分の現在地が分からないレベルで広い。GPSで示してほしい。涙
と。思っていたら、ニッポンが誇る任天堂の3DSを使って、本当にGPSで現在位置を教えてくれるサービスがあるようです。3DSはレンタル可能でした。
しかし、わたしは「そんなのに頼らなくても行けるっしょ!」と甘く見ていたのでレンタルせず。。
もし3DSをレンタルしていたら、GPS機能だけでなく、作品の解説も日本語でしてくれるようですし、レンタルしてもよかったな~と。
帰ってきてから気づいたのですが、スマートフォンのアプリ「Audioguide Louvre」というものがあるようです。
これを手に入れて、ルーブル美術館を巡ると新たな発見があったに違いない!惜しいことをしたな…
≪美術の教科書に入り込む≫
とりあえず、有名どころを抑えるべく美術ツアースタート
『サモトラケのニケ』
『ノドン翼2階のアポロン・ギャラリー』
『ミロのヴィーナス』
『モナ・リザ』
『モナ・リザ』さまに至っては、重厚な防弾ガラスに覆われているうえ、両脇に監視員を従えているレベルです。世界の至宝は扱いが違います。
わたしにとっては、ルーヴル美術館の中にあるものすべてが、至宝だから、もっとしっかりと監視員に守られてもいいのに!と思います。
美術の教科書で習った作品の本物が目の前にある!
(以前にも使ったフレーズですが、これしか言葉が出てこない。人類の宝級の美術品たちが自分の目の前にあるのが信じられないから!!)
これぞ、夢見ごこち。ふわふわした感覚です。自分は現実の世に生きている…ん…だよねぇ… 現を抜かす という感覚に陥ります。
フェルメールの『レースを編む女』を見たかったのですが、「海外に旅行中」とのこと。うーーん!おパリまで来たのに会えないのは残念…
日本でもよくルーブル展など海外からレンタルした絵画展をしているので、こういうことか!と理解しました。でも、ホントは『おパリでフェールメール見たかったなあ』
≪キッズ、絵画のお勉強会≫
『モナ・リザ』さまを見に行く途中で、キッズたちの勉強会に遭遇。
遠足できているのかな?課外授業かな?
オルセー美術館でも遭遇しましたが、おパリでは、美術館で子供たちが芸術作品と向き合い、意見を交換し合ったり、先生から説明を受けている場面に頻繁に遭遇します。
幼いころから、超一流の芸術作品が身近にある環境で育つのは、知識教養だけでなく、人間レベルの成長にもつながる気がしました。
よく「フランス人は議論が好きで、哲学的なものの言い方をして分かりにくい」と言われる所以もこういう教育にあるのかもしれません。
「何を考えてるか分からない/自分の意見を言えない」という人より、「自分の意見をしっかり言えて、強い芯を持っている」人のほうがわたしは魅力的だと思います。
もちろん、自分のことばかり押し通すのはダメですが。
自分の意見持ちつつ、人の意見も聞き入れる。寛容な心のある人になりたい。と思う今日この頃であります。
≪彫刻品のルーヴル≫
ルーブル美術館の印象は、彫刻作品が多いこと。
美術館といえば、絵画というイメージを抱いていた私にとって新鮮でした。
こっちにも彫刻。あっちにも彫刻。目があってまた彫刻。
至る所に彫刻。
今にも動き出しそうで、筋肉の筋とか、洋服のドレープ感とか、どうやって彫ったの?という疑問が尽きませんでした。
(絵画は以前から興味があったので、本を読んだり知識はあったのですが、彫刻に関しては知識が皆無でして。)
彫刻作品に興味を持つきっかけとなりました。
≪ぐるぐるルーヴル≫
とにかく!ほんとに!ルーブル美術館は広い!広い!宮殿だっただけに。
見学前に、鑑賞したい作品をリストアップしていったつもりでしたが、想像以上の広さと人の多さで少し疲れてしまい、ベンチで休憩しながらルーブル美術館を味わいました。
お土産コーナーもあちこちにあって。(売られている品物はどこも同じような感じ)
ざっと3時間ほどの滞在だったかな。
出口に向かうのもミッションでした。(広すぎて)
このオブジェでみんな同じポーズで写真撮っていた。
映画「ダビンチコード」でキーポイントになるシーンで使われているとか。(映画見てないなー💦ニッポンに帰ってから見ようっと)
<凱旋門ってひとつじゃないの??>
「カルーゼル凱旋門」の説明を。
1805年のナポレオンの勝利を記念して1808年に完成。ナポレオンはこの凱旋門が期待していたよりも小さかったことに不満を抱き、さらに大きな凱旋門(=エトワールの凱旋門)の建設を命じたのだとか。エトワールの凱旋門が高さ50mなのに対して、こちらのカルーゼル凱旋門は高さ19m。
戦勝記念碑としてはずいぶん小さいけれども、白とピンクの大理石を基調とした建築は優美な印象です。
「え?おパリに凱旋門ってあの、有名なシャンゼリゼ通りにドーンとあるのではないの?」とよく聞くのですが、
「凱旋門」は戦いに勝利したことを称え、その記念として作られた門のこと。つまり戦勝記念碑なので、おパリの街に他にもあります。
中でも世界的に有名なのが、シャンゼリゼ通りにある「エトワールの凱旋門(Arc de Triomphe)」。こちらは、凱旋門の頂上に登れます。そちらは、後程記事にしたいと思います。
チュイルリー公園(Jardin des Tuileries)を通り抜けて、モネの睡蓮を見にオランジュリー美術館(Musee de l'Orangerie)へ歩いて向かいます🙋
merci
marie