【おパリ1日目】musée d'orsay で眼福
ラファイエットからメトロ12号線の「Madeleine」まで徒歩10分ほど(ゆくっくり歩いて)。
3つ目の「Solférino」で降ります。乗り換えもなく、1本で行けるから便利でした。
メトロを降りてからは、「musée d'orsayはこっち!」って看板が出ているのでそれに従って歩いていくだけ。迷うこともなくて安心~!!
<ミュージアムパス>
ここでミュージアムパスの出番!!直接入場口でパスを提示すると入場できました。
そして、相変わらずの厳重なセキュリティーチェック。
(どの施設にも入場のたびに、上着を脱いで、バッグを下ろして、デジカメは別途でおねがいして~ってこの作業がだんだんめんどくなってくるんだけれど、でも、安全のため!!協力しないと!)
👇過去にミュージアムパスについて書いた記事です。よろしければご覧ください。
mademoisellemarie.hatenablog.com
<モネの絵と感性を磨く>
オルセー美術館はかつて駅舎として使われていた建物だそう。天井が高くて、大きな窓、大きな時計もあって、今から電車に乗る気分にもなります。
わたしは、とにかく「モネをはじめとする印象派ゾーン」に行きたかったので、5階へ。
エスカレータを乗り継いでいきました。エレベータもあったのですが、お年寄りやベビーカーのお客様も多くて、エレベータを使うのをやめました。だって、みんな歩いてるんだもん!笑
もうね、壁一面にモネ、ルノワール、セザンヌ、マネ、ドガなどなど、今まで美術の教科書で見てきた名画たちが目の前にいらっしゃるのです。
ちょっと信じられない。呼吸困難になりそうなくらい。夢見心地でした。
ずーーーっとみてみたかった絵に囲まれて、贅沢な空間で、贅沢な時間を過ごす。まさに至福のひと時。眼福。でも、目はあっちの絵画を見て、こっちの絵画を見て。大忙し。眼球疲労だわ。
そして、絵画の写真を撮ってもOKなことが、旅の思い出を増大させます。ニッポンでは写真NGが当たり前だけれど、おパリの美術館は違うのね~!
ずーーーっと眺めても飽きない。一つの色を表現するのに何色も重ねられた絵具。それぞれの絵画に吸い込まれそうなくらい集中して鑑賞していました。
「この絵はどういう思いで描かれたのだろう」
「モデルの人物は、何を考えているのだろう」
「楽しそうな雰囲気なのに、どこか寂しそう/退屈そう。どうして?」などを、
私はいつも絵画を見る時に無意識に考えてしまいます。
知らぬ間についた癖ですが、ピアノを弾いていて、絵画を鑑賞したときと同じような感覚を思い出す時があります。
例えば…「このフレーズは旋律は楽しいけれども、秘められた思いの中に悲しみや別れの寂しさがある!(気がするから、それを表現するにはどのように弾けばよい?)」という感じです。
ピアノもテクニックだけでなく感情も込めて表現するものと思います。絵画鑑賞とピアノの表現、どちらも感性が必要で感性を磨くために必要不可欠と感じました。
👆美術館の中では、子どもたちに絵画の解説をしていました。子どものころから超一流の絵画に触れる教育をフランスはしているのか~と感激しました。
少人数で絵画について自分の意見を述べていたのかな?もしそうだとしたら、小さいころから自分の意見を持つ教育をしているのか~!! ニッポンは「みんなと同じことがよいこと」な風潮があるから、こういう教育も大切!とフランスの教育システムも垣間見ることができました。
<イギリス人マダムとの出会い>
実は、旅ならではの出会いをしました。
それは「Solférino」でメトロを降りて、「よしオルセー美術館に行くぞ!」と意気込んでいたとき。
念のため、メトロの壁にかかっていた地図を見て出口を出てからの道順を確認していた時、
仲良しイギリス人マダム3人組と一緒になって、「オルセー美術館に行くの?」とそのうちの一人が話しかけてくれました。
どうやら、彼女たちは朝ユーロスターに乗ってロンドンからおパリに来た模様。
(朝、家を出発して、2時間ほどしたらオルセー美術館に着いてるの!?( ゚Д゚)ナンテコッタ!!羨ましい~)
マダム:「オルセー美術館は初めて?」
わたし:「はい!そうなんです。」
マダム:「あら、そうなの。わたしは3回来てるよ!ユーロスター乗ったらすぐに来れちゃうしね!」
わたし:「いいなー!わたし、日本から来たんです。モネとか、印象派が大好きで」
マダム:「おーー!モネいいわよね!わたしニッポンにね、いつか行ってみたいの。桜をみたくて!」
わたし:「桜、本当にきれいだし、ニッポンジンも大好きです。京都にぜひ行ってみてください!」
マダム:「ありがとう」
という、短いやり取りを歩きながらしてくださいました。
マダムのお友達が露店でお買い物されるようだったので、お別れしましたが、ほんとに素敵な出会いでした。
たわいもない会話をツーリスト同士できるのも、一人旅の醍醐味だな、と。
お友達と旅するのも楽しいです、もちろん!!でも、どうしてもお友達の輪のなかで盛り上がっちゃう。それが楽しいのだけど。
一人旅は一人旅で現地の方やツーリストとの出会いが楽しいです。
また次回おパリに来たら、オルセー美術館にもう一度来たい!と思いました。
ルーブル美術館派とどっち?と聞かれると、わたしは「オルセー美術館派」です!
そのわけは…印象派の絵画に囲まれる贅沢な空間に居られるから!!😍
お目当ての印象派の絵画をじっくり鑑賞して、ざっと3時間くらいの滞在だったかな。
素敵なマダムとの出会いもあり、オルセー美術館では感性を磨いて、
merci
marie