【おパリ3日目最終日】ノスタルジックに酔いしれて
弾丸旅もあっという間の最終日です。
きょうのメインはパリ装飾芸術美術館で行われている『Diorの大回顧展』に見学に行くこと。
せっかく会期中におパリにいるんだから、行っとかなくっちゃ!!
<オペラ座界隈は観光の味方>
朝一にスーツケースを預かってもらうべく、旅ステーションへ
帰りは、夕方オペラ座発の「ロワシーバス」でシャルルドゴール空港まで向かうので、それまで大きな荷物を預かってもらいました。
スタッフの方も日本人の方なので安心です。
オペラ座界隈は観光客にとって大変便利なエリア。
大きなデパート(ギャラリーラファイエットやプランタン)もあるし、空港まで直通バスの「ロワシーバス」の乗降場所もあります。
かの有名なオペラガルニエ宮もあります。
シャルルドゴール空港からロワシーバスに乗って、バスを降りたら、「ザ・おパリ」の景色が広がっている。
なので、わたしのおパリ旅の始まりと終わりはオペラ座界隈がお決まりとなっています。
<煌びやかな広場>
お友達とは美術館前で集合。時間があるので、それまでおパリ散策。
ずーーっと行ってみたかった豪華な広場「ヴァンドーム広場」へ。
この広場は「ブシュロン」「モーブッサン」「ヴァン・クリーフ&アーペル」「ショーメ」「Dior」「CHANEL」など、老舗高級宝飾店が軒を連ねています。
≪ショパン、終の棲家≫
現在「ショーメ」になっているところは、かつてショパンが最後の家として住んでいたところ。
大好きなショパンの足跡を辿りたかったのです。
ショパンはここで亡くなります。
窓からショパンのワルツが聞こえてきそうな気がしました。
ショパンはここに越してくるまでに、パリじゅうを転々とします。
終の棲家に、この景色が見えるところを選んだことに納得しました。
この広場は、ヘミングウェイが泊まった部屋(現在の13番地司法省)やココシャネルの常宿だった「リッツ・パリ」など、多くの有名人を虜にしています。
この広場に立っているだけで、豪華な雰囲気を味わえます。
<やはりDiorさま>
待ち合わせのパリ装飾芸術美術館に行くとすでに人だかりが…。
開館時間には着くように行ったのですが、すでに待ち時間2時間ほどの様子。
どうやら、チケットを買うだけでも行列しているようでした。
おパリに来たし、Dior 70周年だし、見たい!と思ったけれど、おパリ滞在最終日で時間を有効に使いたかったので、しぶしぶ美術館は諦めました。涙
ここでもまた、Diorがパリ市民、フランス国民、世界中から愛されていることを実感しました。
<ノスタルジックとアメリ>
気を取り直して、モンマルトルに向かうことにしました。
おパリ在住のお友達もいて、心強い。
一人では気の引けるエリア、治安的にも絶対行かないエリアだわ。
(連れて行ってくれて、ありがとう!)
≪白く輝く教会≫
モンマルトルの丘にそびえたつ、白亜の聖堂、サクレ・クレール聖堂(Basilique du Sacre Coeur)。
映画「アメリ」で見た風景。
ドーム型がインドのタージマハルを思わせる異国情緒溢れるたたずまい。
教会に行く坂道の中腹の広場で、遠くに広がるパリの街並みを見ました。
この日は曇り空。鋼のようなどんより曇り空です。
きょうもoranginaとともに散歩。おパリの街にoranginaが似合います。笑
サクレ・クール聖堂の中に入って見学しなかったのですが、白亜のドームに登ることもできるようです。
ドームから景色はまた格別だろうな。出来たら、きょうは違う晴れの日に見たい!
≪画家の集まる街≫
このモンマルトルのエリア、おパリだけどおパリっぽくない。
テルトル広場の周辺では、おみやげ用の絵売りや、似顔絵かきさんがいたり、路上で誰かが歌っていたり、路上パフォーマンスをしていたり。
芸術家の街の香りがします。
調べてみると、19世紀末から20世紀初めにかけて、パリ中心街に比べて家賃が安いモンマルトルに多の芸術家たちが移り住んできたそう。
ルノワール、ロートレック、ピカソ、ゴッホ、モディリアニなど、多くの画家たちがモンマルトルを愛し、その風景を描いたらしい。
石畳の階段もあって、懐かしさのある路地裏、異国情緒ただよう雰囲気が、「いまもむかしも、芸術家を虜にしているのかもしれない」と思いました。
わたしも絵がうまくかけたら、スケッチブックを持って絵描きさんたちに交じって、スケッチしたいな。
弾丸3日の旅で、余すところなくおパリの街をまるかじり出来ました。
この後、ゆっくりとおパリ在住のお友達とおしゃべりをして、シャルルドゴール空港に向かいます。
merci
marie