【おパリ2日目】黄昏に染まる街
夕暮れ時を狙って「凱旋門」に登りました。
世界で最も知られている「エトワールの凱旋門」。
メトロ2番線「Charies de Gaulle Etoile」で降車。
凱旋門の見学口までは、地下通路を通っていくので、メトロを降りてからは、看板の指示通り進みます。
<狭し。螺旋階段>
ここでも活躍の「ミュージアムパスポート」
夕暮れ時は人気なようで、チケット売り場がとても混雑していました。
入場口に並び、例のごとくセキュリティーチェック。
エレベータもありますが、ご高齢の方や車いすの方専用ですので、わたしは歩いて登ります!
本日2回目の螺旋階段!!284段!!
登り始めたら勢いで頂上を目指します。(途中で休憩スペースもありました。)
<火点し頃にて>
凱旋門の屋上に到着すると、
螺旋階段で目が回ったこと、膝が笑っていること…
なんてものはすべて吹き飛んでしまう、壮大な眺め。
夜の帳が下りて、パリの街に明かりがともり始めるころ。
シャンゼリゼ通りの道幅の広さ、凱旋門を中心に道路が放射線状に伸びていることが、くっきりと夜景に浮かび上がります。
時がたつのを忘れて、夕暮れとともに移ろいゆくパリの街を眺めていました。
遠くには、ライトアップされたエッフェル塔も見えます。
≪物思いにふける≫
おセンチなことを言う訳ではないのですが…
「私の悩みなんで、ちっぽけ!!」おパリの街に励まされたように思います。
わたしもアラサーでして…。
「これから先の自分の人生はどうするの?」
「仕事もこのままでいいのだろうか?」と、お年頃なお悩みがありまして。
でも、今回は無性におパリに行きたくなって、気づいたら航空券買っていて、飛んできた弾丸旅。
滞在時間はわずかだったけれども、おパリの街や旅で出会った人々がわたしの小さな悩みを吹き飛ばしてくれたように思います。
ありがとう。
一度きりのわたしの人生、悔いのないように生きる。
paris, je t'aime!!
≪パリより愛を込めて ≫
螺旋階段を下りると、「無名戦士たちの墓」に炎がともって花束が供えられていました。
第一次世界大戦中に倒れた身元不明の戦死者の一人が150万人を超える戦死した兵士の代表として凱旋門直下に葬られました。
それ以降、凱旋門は祖国フランスのために命をささげたすべての人々の共通の記念碑となり、様々なセレモニーが行われているそうです。
外国人のわたしがフランスに観光に来られるのは、平和の世だから。
昨今、世界を騒がせる物騒な事件が頻発しています、
「どうか世界中から争いごとがなくなり、愛と平和と笑顔で包まれますように」と、祈りをささげて。
どっしりと威厳たっぷりに構える門の麓は、平和を強く願う場所でもありました。
おパリの街を2日間、駆け抜けてきました。
本日も2万歩以上歩いており、螺旋階段も2往復しました。
が、筋肉痛も感じておりません!おパリマジックにかかっています。
あしたは、ラストデー…とうとう来てしまった。
おパリを経つ瞬間まで、パリの空気を吸って吸って、
ジップロックに詰めて帰ります!!笑
merci
marie